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2025.10.30

今すぐできる迷惑メールの対処法4選

迷惑メールが急に増えた、うっかりウイルスメールをひらいてしまいそうで不安...といった悩みを抱えていませんか?日々受信トレイに次々と届く見慣れないメール、軽い気持ちでリンクをクリックしてしまったら...

そんな“もしも”が頭をよぎる方も少なくないでしょう。
そこで今回は今すぐ実践できる「迷惑メールの対処法4選」をご紹介します。

なぜこんなに迷惑メールが増えたのか?

件数そのものが“右肩上がり”

フィッシング対策協議会のまとめでは、2024年のフィッシング報告件数は過去最多の1,718,036件
前年の約1.44倍というハイペースで増えています。しかも月間では2024年12月だけで23万件超
もはや「自分だけでは大丈夫」とは言いづらい量です。

引用元:フィッシング対策協議会

 

手口が巧妙

銀行や通販サイトそっくりの名前を使って信じさせたり、「今すぐ確認してください」といった言葉で焦らせたり...
そんな手口でだますメールも増えています。さらに、毎回ランダムに作られたURLを使うなど、攻撃者は対策のすき間を狙ってイタチごっこを続けています。いまでは、決まった言葉を探すだけの単純なフィルターでは見つけにくケースが増えているのが現状です。

 

「自分はだまされない」という思い込み

ひとは「自分は大丈夫」「自分だけはだまされない」と思いやすい性質があります。

  • 社外からのメールでも慣れたブランド名だと安心してしまう
  • パッと見ただけで「怪しいかも」と感じる訓練を受けていない

迷惑メールの見分け方ポイント
  1. 差出人アドレスを確認
    よくみると、一文字違いや海外ドメインなことがあります
  2. 宛名があいまい
    「お客様各位」「利用者様」など、名前が書かれていない
  3. “至急”や”本日中”と急かす
    件名や本文で、判断を急がせるような内容になっている
  4. リンクURLにマウスをあてて、URLを確認
    クリックはせず、リンク先が正しいか確認する
  5. 不自然な日本語や誤字脱字がないか確認
    海外発スパムは自動翻訳のケースが多いので文法を確認する
  6. 添付ファイルが”zip”や“exe”、“html”
    マルウェアやフィッシングページが仕込まれている可能性がある
  7. 機密情報の入力や返信を要求
    正規企業がメールでパスワードを求めることはありません

スキを突かれ、リンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしてしまうケースが少なくありません。

放置すると、社員が仕分けに追われ生産性ダウン、
誤って開封すれば情報漏洩になりかねないです。


まずはこれだけ!かんたん対策4選

まずはここからスタートして、受信トレイをスッキリさせましょう。

1.Outlook 標準「迷惑メール フィルター」を“高”に設定する

手順
  1. ホーム>迷惑メール>迷惑メールオプション を開く
  2. 迷惑メールの処理レベルで「高」を選択

※誤判定を防ぎたい差出人は「信頼できる差出人リスト」に追加

設定①
設定②

2.プロバイダの迷惑フィルターをONにする

メール端末に届く前にブロックできます。

手順
  1. 契約プロバイダの「会員ページ」にサインイン
  2. 迷惑メール対策サービス→有効化をクリック(多くは無料)
  3. フィルター方式を選択
    ・フォルダ分けタイプ:専用フォルダーへ隔離
    ・ラベリング:件名に[SPAM]などを追加(Outlookルールとも連携しやすい)

3.アドレスを“ばらまかない・応答しない”で将来の被害を防ぐ

未来のスパムを抑制しましょう!

  • ホームページやSNSプロフィールには別アドレスを使う(お問合せフォームを設置する)
  • 開封確認をオフにして”生きているアドレス”だと悟らせない
メールアドレスはHPに公開しない
問合せフォーム
開封確認オフの手順
設定④

ファイル>オプション を開く

設定③

メール>確認 から
確認済みメッセージを要求するメッセージを受信した場合>
開封済みメッセージを送信しない”にチェック

4.推測されやすいアドレスを使わない

機械的にアドレスを収集する”スパムbot”は“info@”や“contact@”など一般的な名前を優先的に狙います。Botが狙いにくいアドレスにしましょう

やることリスト
  • 少しひねった文字列で短すぎないメールを作成する(部署名や、名前、数字をいれるなどの構成にすると安全です)
メアド

本気で減らすなら 当社が丸ごと支援できる2つの仕組み

メールサーバーを高精度フィルター搭載環境へ移行
課題

現在ご利用されているサーバーのフィルター精度が低く、フィッシングメールが大量に届いてしまう

移行後のメリット
  • 受信箱に届く迷惑メールを70%~90%削減
  • ユーザーの仕分け作業、情シスの問合せ対応を大幅に圧縮

既存のドメインを維持したまま、高セキュリティメールサービスへ切替
SPF・DKIM・DMARCを標準装備し、なりすましメールをサーバーレベルで遮断
切替作業・DNS設定は弊社でおこなうため、稼働中の業務を止めません。

セキュリティ機器で”自動タグ+Outlookルール”運用

移行後のメリット
  • 受信箱に届く迷惑メールを迷惑メールフォルダに自動振り分け
  • ユーザーの仕分け作業を大幅に圧縮
  • 誤判定した場合も後から確認可能です
導入の流れ
  1. セキュリティ機器を導入いただきます。
  2. 受信メールを機器がチェックし、迷惑メールと判断したら件名の先頭に[SPAM]と印を付けます。
  3. Outlookのルールで件名に[SPAM]がある場合は、迷惑メールフォルダーへというルールを設定します。

まとめ

迷惑メールは 「数が増える」「手口が巧妙になる」「油断を突かれる」 の三重苦で、放置すれば業務コストも情報リスクも雪だるま式に膨らみます。

まずは

  1. Outlook の迷惑メールレベルを“高”へ
  2. プロバイダ側フィルターを ON
  3. アドレスの公開・返信を慎重に
  4. info@ など推測されやすい宛先を避ける

――この “かんたん4選” を今日から実践し、受信トレイを軽くしましょう。
それでもなお 「仕分けに時間を取られる」「重要メールの見落としが怖い」 という場合は、

  1. 高精度フィルター搭載メールサーバーへの移行
  2. ゲートウェイ機器による[SPAM]タグ付け+Outlook 自動振り分け

という仕組みを整えるのが最短ルートです。導入作業は当社で代行も可能です。IT 担当者の負荷も最小限。迷惑メール処理に費やしていた時間を、本来注力すべき業務へ取り戻しましょう。

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